ろ過マイスター

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「家庭用プールのコストを抑える!水道代と再利用のコツを徹底解説」

暑い夏の日、家にいながら水遊びができる家庭用プールは、子どもから大人まで人気のアイテムです。最近では大型タイプや空気不要の簡易プールなども登場し、自宅でレジャー気分を味わう家庭が増えています。

しかし、そこで気になるのが「水道代」と「毎回の水の入れ替え問題」。せっかくの楽しいプールも、コストや手間がかかると続けるのが難しくなります。

この記事では、家庭用プールにかかる水道代の目安や、水を繰り返し使う方法、衛生的に長持ちさせる工夫について詳しく解説します。

■この記事を書いた人■
元水処理・フィルターメーカーの営業マン。15年間の勤務経験を活かし、ろ過や水処理について情報を発信中。現在は、フリーで工場のろ過、水処理のコンサルタントを行っている。一男一女の父。46歳。

家庭用プールの水道代はいくらかかる?

プールのサイズ別・水道料金の目安

夏場に人気の家庭用ビニールプール。気になるのは水道代です。以下は、サイズごとの水道代の目安です(1立方メートル=1,000リットル、全国平均水道料金265円/m3で試算)。

プールのサイズ(目安) 容量(L) 水道代の目安
小型(直径1m×深さ30cm) 約235L 約62円
中型(2m×1.5m×深さ50cm) 約1,500L 約398円
大型(3m×2m×深さ60cm) 約3,600L 約954円

たとえば大型サイズでは1回あたり1,000円近くになるため、何度も入れ替えるのはコストがかさみます。

下水道料金にも注意

地域によっては、水道代のほかに下水道使用料が加算されることがあります。特に「水道使用量=下水使用量」とみなされる自治体では、倍近くの料金になるケースもあります。

プールの水を繰り返し使う方法(水の再利用)

1. 浄化フィルター付きポンプの使用

市販の電動ポンプには、循環しながら水をろ過できる「フィルター付きタイプ」があります。これを使えば、数日間は水を清潔に保てます。

  • 砂ろ過タイプ:ろ過能力が高く、家庭用でも利用可
  • カートリッジフィルタータイプ:安価で扱いやすい

2. 塩素剤(家庭用プール用)を使う

市販の家庭用塩素剤を適切に使うことで、雑菌の繁殖を抑えられます。ただし、使用量は水量に応じて正確に管理する必要があります。

  • 使いすぎると肌荒れや臭いの原因に
  • 必ず「家庭用プール対応」の表示を確認

3. プールカバーでゴミや虫を防ぐ

夜間や使用しないときは、専用カバーをかけることでゴミや虫、紫外線による藻の発生を防ぎます。再利用日数を伸ばす効果があります。

4. 使用後の水は庭や洗車などに再利用

再利用が難しくなった水も、捨てずに庭の散水や洗車に使えば有効活用できます。ただし、塩素剤を入れていた場合は植物に影響が出ることもあるため注意が必要です。

水道代を節約しつつ楽しむ工夫

複数日使うなら、衛生管理は必須

1回限りの使用よりも、数日使ってコストを抑える方が経済的。その分、日々の管理(フィルター・塩素・カバー)がポイントになります。

雨水タンクの活用もひとつの手段

自治体によっては雨水タンクの補助制度もあります。雨水をプールや庭の水まきに活用すれば、水道代ゼロでエコに遊べます。

まとめ:楽しく、安全に、賢くプールを使おう

家庭用プールは楽しい反面、水の管理とコストが悩みの種。でも、ろ過やカバー、再利用といった工夫を取り入れれば、快適で経済的なプールライフが実現できます。

家族で安心して夏を楽しむために、水の使い方にも一工夫加えてみましょう。

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